最新プロダクトDeepL Voice:リアルタイムの音声翻訳

author_by DeepL Team

オンライン会議と対面での会話が、信頼性の高い音声翻訳で一変します。

  • DeepL Voiceを使用すると、共通の言語がない相手とも、リアルタイムの音声翻訳を介して、それぞれの言語で瞬時に理解し合えます。
  • DeepL Voiceはオンラインと対面という異なるビジネスのシーンに合わせ、2種類のソリューションを用意しています。オフィスで参加する会議から工場や店頭での会話まで、幅広いニーズに対応可能です。
    • DeepL Voice for Meetingsは、社内外のオンライン会議で言葉の壁をなくします。会議中、参加者はそれぞれの得意な言語で話すことができ、さらに、複数言語にわたる発言は、各自が選んだ言語に即時で翻訳されます。これにより、誰もが使い慣れた言語で積極的に会議に貢献できるようになります。
    • DeepL Voice for Conversationsは、1対1の対面での会話に最適なモバイルソリューションです。このツールがあれば、自分と相手が別々の言語で会話を始めてもお互いに理解し合うことが可能です。

言語の障壁が企業にもたらすコスト

全米経済研究所の報告によると、第一言語が異なる者同士の会議では、言葉のバリアがあることによって、会議の時間の33.8%が無駄になっていることが判明しました。グローバル企業で働く従業員が共通の言語を持たない場合、このような問題にどう対処したら良いでしょうか。あるいは、大きなビジネスチャンスが転がり込んで来た時に、顧客が話す言葉を理解できる社員が居なかったら? 

共通言語がない会議はぎくしゃくし、お互いを理解することも難しいでしょう。効果的なコラボレーションや信頼関係の構築は望むべくもありません。さらに、本来なら力を発揮できる人材が、言葉を話せないがゆえに活躍の機会を逸することもあります。 

また現場で働く従業員にとって、共通の言語がないことは危険やストレスにつながります。例えば、スタッフが非常時の指示を誤解したり、現場のサポート担当者が従業員の要求を理解できなかったりすれば、安全上のリスクや従業員の不満につながります。

非効率なコミュニケーションは生産性や成長を妨げるだけでなく、あらゆるビジネスに大きなコストをもたらすことが分かっています。Axios HQが行った調査では、意思疎通が上手くいかないことによって発生するビジネス上のコストは、1従業員当たり年間で、最大$54,860(約835万円)に上ることが分かりました。従業員の給与が高いほど、コストは大きくなります。また、Microsoftの調査によると、企業がコミュニケーションにかけるコストは全給与の57%に当たります。このことからも、生産性、創造性、コラボレーションを促進するために、コミュニケーションをどのように最適化するべきか、よく考える必要があります。

迅速な意思疎通が欠かせない企業からは、DeepL Voiceに大きな期待が寄せられています。DeepLは開発にあたって、言語に関する豊富な専門知識と言語特化型モデルを基盤にし、最高水準のリアルタイム翻訳を提供できるよう取り組んできました。話すのとほぼ同時に自然に翻訳されるのを見れば、誰もが安心して、何語で話しているのかを気にすることなく、議論や会話の輪に加われます。

音声のリアルタイム翻訳で直面した課題

DeepLはテキスト翻訳の性能でよく知られています。フォーチュン500にランク入りしている企業の半数がDeepLを使用していることからも、DeepLの翻訳が高い評価を得ていることが分かります。しかしリアルタイムの音声翻訳は、まったく別次元の話です。開発の過程では、不完全な音声の入力、聞き取りにくい発音、翻訳の遅れなど、解決しなくてはならない多くの難問に直面しました。しかも、これらの問題はどれも不正確な翻訳につながる、解決しなければ会議に混乱を招きかねないものばかりでした。 

音声翻訳ソリューションの開発では、非常に高速で正確であることがもちろん重要です。しかしDeepLにとっては、これまで提供してきたプロダクトと同じく、高い品質を維持することも必要でした。このようにして細心の注意を払って開発されたDeepL Voiceは、DeepLが翻訳機能と言語特化型AIモデルの開発で培った高い専門性を土台に、リアルタイムでの使用に合わせて最適化されています。ボタンをクリックするだけで、いつでも、どこからでも利用でき、一番楽な言語で話し、知らない言葉で話されている内容も好きな言語に翻訳して理解できます。DeepL Voiceは皆さんの業務に画期的な変化をもたらすでしょう。

確かなつながりを土台にしたビジネス

DeepL Voiceは、職場における信頼関係を新たな次元へと引き上げます。知識の共有とチームのスキルの向上を世界のどこからでも可能にし、新たなコラボレーションの機会を創出します。その結果、従業員はより信頼関係を深め、より多くの成果を上げることができるでしょう。また言葉の壁がなくなりミスコミュニケーションが減ることで、グローバルチームが持つ潜在的な力がより明確になるはずです。 

質の高い多言語コミュニケーションをシームレスに行えることは多くの企業に有益となります。例えば、企業は候補者の語学レベルに捉われることなく、必要なスキルの有無に基づいて最適な人材を採用できるようになります。より多様な人材にアプローチできる採用体制は、斬新な発想が生まれる組織づくりにつながります。または、新規市場への進出や新しい国での事業立ち上げでは、言葉の違いによる摩擦を防げるようになるでしょう。

DeepL Voice for Meetingsの特長

DeepL Voice for Meetingsは、ひとつの会議内で複数言語に同時対応でき、参加者それぞれが自分の選んだ言語で話すことができます。会議中の発言を各自が選んだ言語にリアルタイムで翻訳することも可能です。DeepL Voice for Meetingsでは以下のようなことができるようになります。

  • 言葉の壁のせいでこれまで諦めていた会議も、DeepL Voiceがあれば実施できるようになり、今まで以上にビジネスを加速できます。また自然な翻訳を通して発言をリアルタイムで理解できるため、相手の語学力などを気にすることなく、本当に必要とする人材に会議に参加してもらえます。その結果、顧客や従業員と企業の結びつきがより密接になり信頼関係を深められます。
  • 高精度な音声翻訳を活用することで、海外組織が参加する会議の生産性を上げられます。全員の足並みを揃えるのが容易になるだけでなく、発言に自信を持てるようになったメンバーが積極的に会議に貢献できるようになります。また会議の後で事実確認のためだけに何度もやり取りする必要もなくなります。それが商談の場でも、議論の場でも、会議の流れに合わせて表示される正確な翻訳のお陰で、全員の認識を一致させることが可能です。

DeepL Voice for Conversationsの特長

モバイルデバイスで使えるリアルタイムの音声翻訳を通して、違う言語を話す相手とも言葉の壁を意識せずに会話を楽しめます。DeepL Voice for Conversationsを使用すると、顧客や同僚だけでなく、コミュニケーションを取る必要がある相手なら誰とでも、自分が使い慣れた言語で会話ができるようになります。ビジネスにおいては以下のような活用が考えられるでしょう。

  • 素早く正確にコミュニケーションが取れるツールを手にすることで、スタッフが自信を持ってどの顧客にもアプローチできるようになります。その結果、顧客満足度やブランドロイヤリティを向上させ、スタッフに自信を与え、顧客基盤を拡大できます。 
  • 緊急事態でも、必要な情報を素早く伝達できます。製造や緊急サービスの現場で、従業員がお互いの状況を的確に把握し合い、迅速に行動を取れるようになります。 
  • 業務の進展を妨げていた言葉の壁を解消し、複数言語を使用する職場の合理化を図れます。エラーや遅延を減らすことで、不要なコストの発生を抑え、業務全体の効率化を促せます。 

DeepL Voice for MeetingsおよびConversationsの機能や利点について、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

DeepL Voiceは多様なシーンに合わせて、使う人に言語の壁を即座に克服できる力を与えます。企業はDeepL Voiceを導入することで、高精度な音声翻訳を通してチーム間の相互理解を促し信頼関係を高め、業務の円滑化を促進できます。 

DeepL Voiceが貴社にどのような価値を提供できるか、ぜひお問い合わせください