キーレベルレポートでAPIの柔軟性と管理を向上

キーレベルレポートの機能

  • DeepLのAPIユーザーは、各キーごとにAPIのレポートを取得可能

  • 当機能によってAPIキーの利用管理が向上

  • キーレベルのデータは、期間を指定しCSVレポートとしてダウンロード可能


企業や開発者の皆さんは、質の高い結果を出すために、常に最良のツールを必要としています。そんな皆さんのニーズに応えられるよう、DeepLではツールや機能を継続的に強化しています。 

そしてこの度、DeepL APIの柔軟性を高め、各キーごとの利用状況をより詳細に把握できる新機能をリリースいたしました。詳細を当ブログの続きでご確認いただき、ぜひご自身のアカウントでお試しください。

APIの管理と利用状況の分析がレベルアップ 

ドキュメント、人物アイコン、ウェブサイトのインターフェースを示すイラスト

当アップデートにより、アカウントマネージャーは、アカウントごとだけでなく、個々のキーごとにAPIの利用レポートを作成できるようになり、自社におけるAPIの使用をより細かく把握できるようになりました。 

複数のプロジェクトを管理している場合でも、管理会計のために詳細なレポートが必要な場合でも、キーレベルレポートはより精度の高い情報を提供し、ステークホルダーによる意思決定をサポートします。

キーレベルレポートが重要な理由

キーレベルレポートは技術的なアップデート以上の意味を持ちます。これは、企業の資源配分と運用コストの管理の仕方に大きな影響を与える戦略的なツールだと言えます。APIキーがどこでどのように使用されているかを正確に把握できることで、企業は使用パターンを特定し、今後に向けたAPI利用の最適化を図れます。

これまでと同様に、今回のアップデートもお客様からのニーズに応える形で実現いたしました。多くのDeepLのAPIユーザーは、内部レポートおよび運用コストの把握に正確なデータを必要としています。特に財務部にとっては、期間を指定しCSVレポートをダウンロードする機能が便利でしょう。 

レポートで指定できる期間は以下のとおりです。

  • 昨日

  • 過去7日間

  • 過去30日間

  • 今月

  • 先月

  • 前回のご利用期間

  • 現在のご利用期間

CSVレポートは使用されているBI(データ分析)ツールに簡単に組み込めるため、収集したデータの分析も容易に行えます。

高い柔軟性とセキュリティをユーザーに提供

APIとセキュリティシンボルを示したイラスト

キーレベルレポートの追加は、高い柔軟性と安全性を備えた高性能APIを実現するための取り組みの一環です。APIはお客様それぞれのニーズに合わせてカスタマイズできなくてはなりません。DeepLがより安全で動的なAPI管理へとシフトしているのもそのためです。 

個々のAPIキーを作成し、さらにそのレポートを取得できることで、ユーザーはキーを管理する上でより高い独立性とセキュリティを得られるようになり、キーの不正使用などがもたらすリスクを低減できます。

DeepLのAPIを用い組織の効率化とイノベーションを牽引する皆さんにとって、この機能は非常に有用となるでしょう。キーレベルレポート機能をぜひお試しになり、これまで以上に的確なAPIの利用管理にお役立てください。