以前の利用規約

DeepL Pro B2B(法人間契約)利用規約

DeepL SE(本社:Maarweg 165, 50825 Cologne, Germany、以下「DeepL」)は、機械翻訳などの機械学習に基づくサービスを専門とし、deepl.comでオンラインサービスを提供しています。

契約者は法人であり、DeepLのサービスを自社のソフトウェア製品および/またはその他の事業目的に利用することを希望しています。契約者は、サービスを利用するために、利用規約に従い規約の範囲内で、契約者が登録するDeepL Proサービスへのアクセス権を付与されます。

DeepL Pro B2Bライセンス利用規約(以下「利用規約」)は、https://www.deepl.com/de/pro-license-enterpriseに掲載されており、契約者によってダウンロードし印刷することが可能です。DeepLは、契約締結後、この契約文を保存しません。

1 定義

1.1 「契約」とは、利用規約に基づくDeepLサービスの登録および利用に関する契約者とDeepLとの間の合意を意味します。

1.2 「API」とは、DeepLのサービス仕様およびAPI技術資料で定められたとおりに、DeepLが契約者に提供するアプリケーション・プログラミング・インタフェース(DeepL API Pro)を意味します。

1.3 「API-CATキー」とは、コンピューター支援の翻訳ツールをAPIに接続するための特別なライセンスキーを意味します。

1.4 「APIレスポンス」とは、APIリクエストに対するAPIの応答を意味します。

1.5 APIリクエスト」とは、アプリケーションがAPIに送信するHTTPリクエストを意味します。

1.6 アプリケーション」とは、契約者が開発した、または契約者の代理で開発された、APIを利用するソフトウェアまたはサービスを意味します。

1.7 「営業日」とは、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州の祝祭日を除く月曜日から金曜日を意味します。

1.8 「文字」は、「文字数」の定義で定められた意味を有します。

1.9 「機密情報」は、すべての情報およびデータ、特に企業秘密および営業秘密、商業情報および技術情報、その他のデータ、ソースコードおよびその他のソフトウェアを指し、形式や媒体を問わず、視覚的または口頭的な形式で開示された情報であって、機密情報であると表示されているもの、または情報の性質もしくは開示の状況から機密性が派生するものを意味します。なお、ウェブサイト(www.deepl.com)で利用可能な無料のDeepLサービス(このサービスは契約の範囲外です)に契約者が送信した情報は、契約上の機密情報とはみなされません。

1.10 「コンテンツ」とは、DeepLが運営する機械学習インフラストラクチャに処理させるために、契約者が、サービス仕様の定めに従って、サービスに送信する入力データ(テキスト、文書等)を意味します。

1.11 「契約者」とは、DeepLの契約当事者としてDeepLのサービスを注文またはサービスに登録する個人または法人を意味します。

1.12 「契約者用トレーニングデータ」とは、DeepLが各契約者のために作成した処理済みコンテンツを改善およびカスタマイズするために、契約者がサービス(例:用語集)に提出する2言語の用語、例文および類似のテキスト(単ー言語または2言語)を意味します。契約者用トレーニングデータの使用に関する詳細は、(トレーニングデータの使用に該当する機能がある場合)サービス仕様または利用規約の付録に記載されている場合があります。

1.13 「DeepL翻訳 Pro」とは、DeepL翻訳サービスの拡大版を意味します。DeepL翻訳 Proは、異なるフロントエンド(ウェブサイトやデスクトップアプリケーションなど)を介して、サービス仕様に従い、翻訳サービスへのユーザインタフェースを契約者に提供します。

1.14 「DeepL Write Pro」とは、DeepL Writeサービスの拡大版を意味します。DeepL Write Proは、異なるフロントエンド(ウェブサイトやデスクトップアプリケーションなど)を介して、サービス仕様に従い、文章の改善サービスへのユーザーインターフェースを契約者に提供します。

1.15 「DeepL Voice for Conversations」とは、契約およびサービス仕様で定められたとおりに、契約者に対面での会話におけるリアルタイム翻訳を提供する、2言語による対話向けサービスを意味します。

1.16 「DeepL Voice for Meetings」とは、契約およびサービス仕様で定められたとおりに、仮想会議において、参加者の発言のリアルタイムでの文字起こしと翻訳を、契約者に提供する多言語サービスを意味します。

1.17 「API技術資料」とは、契約者に提供されるAPIの要件と機能を英語で記載した電子文書を意味します。

1.18 「エンドユーザー」とは、契約者のアプリケーションの利用者を意味します。

1.19 「内部ユーザー」とは、契約者の組織内の目的のために、サービスに対して契約者が有するアクセス権を利用する人を意味し、契約者の従業員、関連会社の従業員(AktG 第15条その他に準拠)、フリーランスの協業者、または契約者のサービスプロバイダなどが含まれます。

1.20 「文字数」とは、使用する文字エンコーディングに基づいてAPIに送信されるコンテンツの文字数を意味します。なお、マルチバイト文字は1文字として数えます。

1.21 「処理済みコンテンツ」とは、サービスを使用して処理されたコンテンツを意味します。

1.22 「制裁対象者」とは、欧州連合、英国、アメリカ合衆国、および/または国連の貿易制裁の対象者リストに含まれる、またはその他の制裁対象者リストに含まれる当事者を意味します。リストには、(i)英国財務省の金融制裁管理局が有する「英国金融制裁対象者の統合リスト」、および/または(ii)欧州委員会が有する「EU金融制裁対象者の統合リスト」、および/または(iii)米国財務省外国資産管理局が管理する「特別指定国民および資格停止者リスト」が含まれますが、これらに限定されません。

1.23 「サービス」とは、サービス仕様(別紙1)に従いDeepLが提供する、テスト機能を除くProサービス全体を意味します。

1.24 「サービス仕様」とは、契約の締結時に合意された、サービスおよび/または契約者用トレーニングデータ(該当する場合)の機能および仕様のリストを意味します。

1.25 「シングルユーザーライセンス」とは、1人がサービスを使用するためのライセンスを意味します。同一人物が、サービス仕様の要件を満たす複数のデバイスで、各アクセス認証情報を使用することができます。シングルユーザーライセンスは1度にひとつのデバイスでのみ利用が可能です。契約者が同時に複数のユーザーによる各サービスの利用を希望する場合、契約者はチームライセンスまたは複数のシングルユーザーライセンスを取得する必要があります。

1.26 「サードパーティ製アプリケーション」とは、第三者が提供するアプリケーション、コンポーネント、ライブラリ、プラグイン、またはその他のソフトウェアで、契約者によるサービスの使用またはサービスへのアクセスを可能にするものを意味します。これには例えば、契約者が自身のAPI認証を使用する必要があるサードパーティ製アプリケーションの翻訳プラグインなどが該当します。

2 契約の対象

2.1 DeepLは、利用規約およびサービス仕様に従い、契約の期間中、サービス仕様およびAPI技術資料に従って、契約者が登録したサービスへのアクセスを提供します。

2.2 契約締結時に有償サービスとして指定されたサービスを受ける契約者は、オンラインでの購入手続き中または注文書に表示され、合意した報酬をDeepLに支払います。

3 DeepLのサービス

3.1 一般事項

3.1.1 DeepL は、サービス仕様を含む契約の期間および範囲内で、サービスへのアクセスを契約者に提供します。

3.1.2 DeepLは、サービスを提供するために技術的に必要な範囲でのみ、コンテンツまたは処理済みコンテンツを一時的に保存します。 コンテンツまたは処理済みコンテンツのさらなる保存は、「訳文の保存機能」を使用するなど、契約者からの要求があった場合にのみ行われます。 なお、DeepLは支払いの請求、セキュリティおよび統計目的で、契約者のアクセスログを作成し保持する権利を有します。当該アクセスログは、コンテンツまたは処理済みコンテンツを含んではなりません。ただし、アクセスログにはAPIリクエストの時刻や送信されたコンテンツのサイズなど、APIリクエストのメタデータが含まれる場合があります。

3.1.3 DeepLは、最終的にサービスの可用性を損なう可能性のある技術的問題を解決するために原因分析が必要となった場合、およびその範囲でのみ、コンテンツおよび/または処理済みコンテンツにアクセスします。上記の目的のために必要な範囲内で、かつ第3.1.2項に抵触しない範囲で、DeepLは、翻訳または文章の改善リクエストの処理過程で特定パターンのエラーが発生した場合に、例外的に、コンテンツおよび/または処理済みコンテンツを最大72時間自動的に保存することができます。コンテンツおよび/または処理済みコンテンツは、デバッグ処理の間、暗号化された形式で保存され、その後自動的に削除されます。コンテンツおよび/または処理済みコンテンツの解読のための暗号キーへのアクセスは、秘密保持義務を負うDeepLの選ばれた従業員に対して、会社の経営陣による承認の後、個別のケースでのみ許可されます。なおこのプロセスはログとして記録されます。デバッグ目的で保存されたコンテンツおよび/または処理済みコンテンツが、個々の契約者に関連付けされることはありません。

3.1.4 DeepLは、各契約者の翻訳または文章改善のためだけに、契約者用トレーニングデータを使用します。さらに、DeepLは、契約の期間中、権限のない者がアクセスできない方法でこのデータを保管し処理します。契約者用トレーニングデータは自動処理されるため、契約者の要求に応じてデータが削除される場合があります。ただし、削除されたデータを契約者に返すことはできません(DeepLではデータ保管サービスを提供していないため)。

3.1.5 DeepLは、いつでもサービスに機能を追加する権利を留保します(DeepLが対応するサードパーティ製アプリケーションの追加を含む)。さらに、DeepLは、データセキュリティ、技術的必要性、または適用法の変更により、既存の機能を変更、制限または削除することができます。ただし、当該変更、制限または削除は、両当事者の利益を考慮したうえで、契約者にとって合理的であることを条件とします。DeepLは、かかる変更を適時に書面(電子メールで十分である)で契約者に通知しなくてはなりません。

3.1.6 DeepLは、アルファ版またはベータ版のテストベースの追加機能(以下「テスト機能」)を自由に契約者に提供することができます。これらテスト機能は、アルファやベータ、またはテスト版であることが明示されます。テスト機能は契約の対象ではありません。DeepLは、テスト機能を全ての契約者または個別の契約者に対して任意に提供することができるものとし、契約者は、テスト機能の利用に対していかなる支払い義務も負わないものとします。テスト機能は、契約者によるテスト使用およびDeepLによる評価を目的としています。これらは最終的な製品や機能ではなく、バグやその他の不正確性が含まれている可能性があります。DeepLはいつでもテスト機能を変更、適合、または中止することができます。

3.1.7 コンサルティング、個別開発、または実装もしくはトレーニングサービスを含む、ただしこれに限定されない、その他のサービスは書面による明示的な合意に基づく場合に限り、DeepLから提供されます。

3.1.8 DeepLは、契約上の義務の全部または一部を履行するために、サードパーティと下請け契約する権利を有します。

3.1.9 契約者は、独自の裁量で内部ユーザーにサービスへのアクセスを許可することができるものとします。ただし、契約者は内部ユーザーによるサービスの使用について全責任を負い、契約で定められたサービスの使用に関するあらゆる制限を内部ユーザーが認識し、これを尊重することを保証しなければなりません。契約者は、契約違反の疑いまたは申し立てがあった場合、速やかにDeepLに通知しなければならず、当該違反の調査および契約を実施するためのDeepLの措置に関してDeepLに協力しなければなりません。

3.2 API

第3.1項に加え、APIには以下の事項が適用されます。

3.2.1 DeepLはAPIの各アクセス認証情報を契約者に提供します。

3.2.2 DeepLのAPIによって、契約者は、DeepLが運営する機械学習に基づく技術インフラストラクチャを当該技術インフラストラクチャへコンテンツを送信する形で利用できます。DeepLは、契約、サービス仕様、およびAPI技術資料に従ってコンテンツを処理しなくてはなりません。ただし、DeepLはAPIレスポンスまたは処理済みコンテンツの正確性または精密性を保証する義務を負いません。特に、DeepLは機械学習システムによって作成された処理済みコンテンツの正確性に関していかなる保証も行いません。

3.2.3 DeepLは、独自の裁量により、ソフトウェア開発キットまたはコードサンプル(以下、併せて「コードサンプル」)を契約者に提供できるものとします。コードサンプルは無料で提供され、DeepLが提供する有料サービスからは除外されます。コードサンプルは電子形式で提供され、専用ウェブサイトからダウンロードすることができます。DeepLは、コードサンプルの開発を継続する義務、またはコードサンプルの機能もしくは利用可能性を常に維持する義務を負いません。コードサンプルは本番環境での使用には適しておらず、教育目的でのみ提供されています。

3.2.4 特に、DeepLのAPIの継続的な開発の観点から、DeepLは追加機能または異なる機能を備えたAPIの新バージョンを導入できるものとします。さらに、DeepLは、その終了が両当事者の利益を考慮したうえで契約者にとって合理的であることを条件に、非推奨バージョンのAPIを終了することができるものとします。DeepLは、かかる終了を、終了が有効になる4週間前までに書面(電子メールで十分である)で契約者に通知しなくてはなりません。DeepLはAPIの更新を電子メールで契約者に通知します。

3.2.5 DeepLは、第3.2.4項が定める理由以外の理由で、API機能を制限または停止する権利を留保します。この場合、DeepLは、変更の2か月前に書面(電子メールで十分である)で契約者に変更案を通知しなければなりません。さらに、DeepLは、契約者が提案された変更を受け入れるか否かを表明するために、合理的と思われる期間(少なくとも2か月)を契約者に付与しなくてはなりません。変更案を通知した時点からの当該期間中に契約者が意志表明をしなかった場合には、提案された変更に合意したとみなされます。DeepLは、この法的帰結、すなわち、異議を申し立てる権利、異議申立期間、および黙秘することの意味について契約者に通知しなければなりません。契約者が期間内に変更に反対した場合、契約は各当事者により予告なく終了することができます。

3.2.6 API-CATキーを使用するオプションは、契約者が購入時にAPI-CATキー対応を含むプランへの登録を選択した場合にのみ提供されます。API-CATキーはシングルユーザーライセンスです。

3.2.7 一部のサードパーティ製アプリケーションでは、サードパーティ製アプリケーションの特定機能(例:翻訳プラグイン)を使用するために、契約者がDeepLのサービスを購入しなくてはならない場合があります。DeepLは、いかなるサードパーティ製アプリケーションについても責任を負いません。かかるサードパーティ製アプリケーションの利用は、各アプリケーションのベンダーが提供する利用規約のみに従い、DeepLは当該サードパーティ製アプリケーションに対して何らの影響力も有しません。

3.3 DeepL翻訳 ProとDeepL Write Pro

第3.1項に加えて、以下がDeepL翻訳 ProおよびDeepL Write Proに適用されます。

3.3.1 DeepL翻訳 ProおよびDeepL Write Proは、サービス仕様に定められているとおり、DeepLサービスを使用するための機能が強化されたユーザーインターフェースを契約者に提供します。具体的には、ウェブブラウザまたはその他のフロントエンドアプリケーションでテキストを翻訳または改善する手段を提供します。

3.3.2 DeepL翻訳 ProまたはDeepL Write Proを使用するためのライセンスは、シングルユーザーライセンスです。

3.4 DeepL Voice for Conversations

第3.1項に加え、DeepL Voice for Conversationsには以下の事項が適用されます。

3.4.1 DeepL Voice for Conversationsによって、契約者はiOS版またはAndroid版DeepLアプリ内の会話機能にアクセスできます。この機能によって、契約者は異なる言語を話す第三者との会話をリアルタイムで文字に起こして翻訳することができます。

3.4.2 DeepL Voice for Conversationsの使用ライセンスはシングルユーザーライセンスです。

3.5 DeepL Voice for Meetings

第3.1項に加え、DeepL Voice for Meetingsには以下の事項が適用されます。

3.5.1 DeepL Voice for Meetingsは対応しているサードパーティ製アプリケーションとの統合機能を契約者に提供し、サービス仕様に定められるとおりに、当該サードパーティ製アプリケーション内における発言の文字起こしと翻訳を可能にします。

3.5.2 DeepL Voice for Meetingsの使用ライセンスはシングルユーザーライセンスです。DeepL Voice for Meetingsの有効なライセンスを持たないユーザーは、サービス仕様に定められるとおりに文字起こしと翻訳の便益を得られます。

4 可用性

4.1 DeepLは、有料サービスにおいて年間平均97%の稼働率を提供しなければなりません。稼働率の計算には、計画的なメンテナンス作業のためのダウンタイム、およびDeepLが支配できない事由によるサービスの中断を除外します。DeepLが支配できない事由には、システム容量の計画外の増強を要する契約者による短期的かつ過度なリクエスト数の増加などが含まれますが、これに限定されません。

4.2 第 4.1項の例外を除き、稼働率はサービスが機能した時間数を該当暦年内の合計時間数で除して算出されます。

4.3 計画されたメンテナンス作業によるやむを得ないダウンタイムは事前に電子メール等で契約者に通知されなければなりません。

5 契約の締結

5.1. 契約は遠隔通信(電子メールなど)により締結できるものとします。この場合、DeepLは、契約締結前に利用規約およびサービス仕様を契約者に提示し、これら規約や仕様をデジタル形式で(ハイパーリンク等)契約者が確認できるようにします。契約は、DeepLが契約の締結を明示的に確認した時点、またはサービスを契約者が利用できるようになった時点で締結されなければなりません。

5.2 DeepLは、契約者からの契約締結の要求を拒否する権利を留保します。特に、DeepLは、機械翻訳サービスを提供する顧客(Amazon.com, Inc.、Microsoft Corporation、Google LLC、Alphabet Inc.、Apple Inc.、Meta Platforms, Inc.およびそれらの子会社を含みますが、これらに限定されません)との契約を拒否します。

5.3 両当事者間で別途合意がない限り、DeepLは契約の締結後、サービスの提供を直接開始します。

6 無料体験登録

6.1 DeepLは、自己の裁量により、選択されたサービスの無料体験登録を契約者に提供することができるものとします。

6.2 無料体験期間終了後、無料登録は契約者が選択したサービスの有料版へ自動的に延長されます。無料体験登録は、その期間中ならばいつでも、DeepLまたは契約者によって解約することができます。DeepLまたは契約者が無料体験期間中に無料登録を終了した場合、無料体験登録が有料登録として継続されることはありません。

7 著作権と知的財産権

7.1 DeepLは、契約の期間および範囲内において、契約者がDeepLに支払った内部ユーザーの承認数に従い内部目的のためにサービスを使用する非独占的、譲渡不能、サブライセンスなしの全世界的な権利を契約者に付与します。

7.2 DeepLは、契約者に対し、DeepLが提供するAPI技術資料およびサポート資料を契約の期間および範囲内において使用する、非独占的、譲渡不能、かつサブライセンスなしの全世界的な権利を付与します。特に、サービスの意図された使用に必要な範囲で、これら資料を複製し、内部ユーザーまたは請負業者に提供する権利を付与します。

7.3 DeepLは、契約者に対し、DeepLが提供するコードサンプルを、時間または地域の制限なく、教育目的および内部開発目的で使用する非独占的な権利、特に、コードサンプルを複製して内部ユーザーに提供する権利、コードサンプルを修正して派生物を作成する権利、および当該派生物を制限なく使用、サブライセンスまたは配布する権利を付与します。

7.4 コンテンツ、処理済みコンテンツおよび/または契約者用トレーニングデータに関するすべての権利は契約者に帰属します。ただし契約者は、DeepLのサービスを契約者に提供する目的に限って、コンテンツおよび/または契約者用トレーニングデータを使用する非独占的な全世界的権利をDeepLに付与します。特に、契約者はDeepLに対し、契約が定めるサービスの提供に必要な範囲で、コンテンツおよび/または契約者用トレーニングデータを一時的に保存、変更、処理、翻訳、改善および送信する権利、ならびに上記の権利を下請業者にサブライセンスする権利を付与します。

7.5 DeepLは、サービスを利用する契約者の行った翻訳または改善について、いかなる著作権も有しません。契約者がサービスを利用して行った翻訳または改善が、DeepLの利益のために著作権法により保護されるとみなされる場合、DeepLは、かかる翻訳または改善を行った時点で、契約者に対し、翻訳または改善済みの文章を既存または将来のあらゆる種類の用途に制限なく使用する、すべての排他的、譲渡可能、サブライセンス可能な全世界的な永久的権利を付与します。これには、かかる翻訳または改善を変更する権利および派生物を作成する権利を含みますが、これらに限定されません。

8 契約者の義務

8.1一般事項

8.1.1 契約者は両当事者間で合意した目的に限ってサービスを利用することができます。特に以下の(a)から(g)の項目に関わる場合、DeepLが書面によって明示的に許可した場合を除き、契約者はサービス、サービスを利用して作成された処理済みコンテンツ、API技術資料、またはDeepLが提供するその他のデータ、情報、サービスを第三者(内部ユーザーおよびエンドユーザーを含む)に使用させることはできず、またそのような使用を許可してはなりません。

  • a) 欧州指令2008/114/ECに基づく重要インフラを含むがこれに限定されない、発電所、軍事・防衛機器、医療機器、その他故障または障害により予見不可能な経済的または物理的損害が発生する機器などの重要インフラに関連する、またはその運用を目的とする場合、
  • b) 第三者の権利またはその他の適用される法令や規則を侵害するアプリケーションの開発を含む違法行為、
  • c) スパムメールまたはその他の未承諾広告、
  • d) DeepLの技術インフラに対する、ベンチマーク評価またはその他の能力評価の実施、
  • e) 翻訳、2言語/多言語辞書、文章作成の支援を含むがこれに限定されない、機械学習に基づくサービスの提供を主な目的とする、類似の製品、サービス、またはAPIの作成、
  • f) 機械翻訳アルゴリズムの開発、販売、訓練、
  • g) データ保護法、契約上または法令上の守秘義務、輸出制限、その他の法令上の規定、または第三者の権利を理由にDeepLが送信または処理しない可能性のあるデータをDeepLに送信する場合。

8.1.2 契約者はDeepLから提供されたアクセス認証情報を安全に保管する義務を負い、契約上意図され許可されたサービスの利用に必要な場合を除き、第三者に開示しないことを約束しなければなりません。契約者は、別途明示的に合意された場合を除き、アクセス認証またはサービスへのアクセスを第三者に再パッケージまたは再販する権利を有しません。

8.1.3 契約者は、契約に基づくサービスに関連してDeepLに送信されDeepLが契約者のために処理するデータの収集、処理、および使用に関するすべての法的要件を遵守する義務を負います。特に、契約者がサービスを利用してDeepLに個人データを送信しようとする場合、契約者はDeepLが提供するデータの取り扱いに関する契約について、DeepLと直ちに合意しなければなりません。契約者は、データ主体の明示的な同意またはその他の十分な法的権限なしに、サービスに関連して個人データを収集、処理、または使用しないことを保証します。DeepLは、契約者が必要な法的権限を得るのを支援するために契約者に合理的に協力します。

8.1.4 契約者は、契約者による契約の有責な違反に起因してDeepLに対して要求される、法的防御に必要な費用を含む一切の第三者による請求からDeepLを免責しなければなりません。第三者がDeepLに対してかかる請求を主張する場合、DeepLは不当に遅延することなく、主張された請求について契約者に通知しなければならず、防御を契約者の裁量に委ねるか、契約者と協力して防御を引き受けなくてはなりません。DeepLは、契約者の同意なく第三者からの請求に和解したり請求を承認してはなりません。ただし、契約者は同意を不当に留保または遅延してはなりません。DeepLは発生が予想される法的防御費用の合理的な前払いを要求する権利を有します。この免責は罰金その他の規制上または司法上の命令および請求にも適用されます。

8.1.5 契約者がサードパーティ製アプリケーションを使用してサービスにアクセスする場合、契約者はサードパーティ製アプリケーションのベンダーが定める、一般的に容認できる利用方針を遵守しなければなりません。

8.1.6 API-CATキーはCATアプリケーションでの使用のみに限定されます。CATアプリケーションでは一般的なAPIを使用してはいけません。

8.1.7 契約者は該当する法律を遵守する場合に限りサービスの使用を許可されます。これには輸出管理法や輸出管理規制も含まれます。

8.2 DeepL翻訳 ProおよびDeepL Write Pro

第8.1項に加え、DeepL翻訳 ProおよびDeepL Write Proについては、以下の事項が適用されます。

8.2.1 契約者は、自動化された手順を用いてDeepL翻訳 ProまたはDeepL Write Proにアクセスし、またはこれを管理し、人間が通常送信できる範囲を超えるような大量の翻訳リクエストをDeepL翻訳 ProまたはDeepL Write Proに送信してはなりません。

8.3API

第8.1項に加え、APIについては以下の事項が適用されます。

8.3.1 契約者は、適用されるすべての法律、規制、およびその他第三者の要件への準拠を含め、APIの実装ならびに契約者のアプリケーションのインストール、運用、および保守に対し単独で責任を負います。

8.3.2 契約者はサービス仕様およびAPI技術資料で規定されているすべての技術的要件を遵守しなくてはなりません。特に、契約者はすべてのコンテンツが有効なデータ形式およびデータエンコーディングでAPIに送信されることを保証しなくてはなりません。

8.3.3 契約者が契約者のエンドユーザーに対してアプリケーションを提供する場合、別途明示的にDeepLと合意した場合を除き、契約者が手動で変更を加えることなく処理済みコンテンツをエンドユーザーに表示した場合には、エンドユーザーにDeepLのロゴまたはブランド名(ドメインを含む)を表示し、当該処理済みコンテンツがDeepLのAPIを使用して作成されたものであることを開示しなければなりません。ただし、契約者はDeepLが処理済みコンテンツについて責任を負うと表現したり示唆したり、または契約者がDeepLの代理で行動していると表現したり示唆したりしてはなりません。契約者はDeepLの要請に応じてDeepLのロゴおよび/またはブランド名の使用を中止しなければなりません。

8.3.4 契約者が第三者のプラットフォーム(モバイルアプリなど)で配布されるアプリケーション内でAPIを使用する場合、かかる第三者のプラットフォームのあらゆる要件および利用規約を遵守することは契約者の単独責任となります。

8.3.5 契約上意図されたAPIの使用のために第三者へのアクセス認証情報の開示が必要な場合、契約者は、アクセス認証情報を悪用または無許可のアクセスから保護するために、適切かつ効果的な予防措置を講じる単独責任を負います。特に、アクセス認証情報は構成ファイルにプレーンテキストで保存してはならず、暗号化されていない公衆ネットワーク接続を介して送信してはなりません。

8.3.6 契約者はAPIのセキュリティ上の注意事項、機能上の制限、およびその他の制限を遵守する義務があります。特に、契約者は保護または認証メカニズムを迂回、削除、破壊、回避、無効化、またはその他の方法で回避したり、APIメソッドを意図された目的または明示的に文書化された目的以外の目的で悪用したりしてはなりません。

8.3.7 DeepLの過失または契約者の過失のいずれに起因するかにかかわらずAPIが利用できない場合が生じても、契約者のアプリケーションが正常に動作し続けることを保証するため、契約者はAPIを使用するアプリケーションの実装中、合理的かつ技術的に可能な範囲で予防措置を講じなければなりません。

8.3.8 エンドユーザーの異例な急増、通常と異なるマーケティング、プロモーション、またはその他のキャンペーンなどの理由によりDeepLのAPIリクエスト数が大幅に増加すると予想される場合、契約者は直ちにDeepLに通知しなければなりません。

8.3.9 DeepLがAPIの新バージョンを提供した場合、契約者はAPIの新バージョンの発表から合理的な期間内に、変更の程度、業界における通常の開発期間、および契約者の個々の能力を含む契約者の正当化される利益を考慮して、契約者のアプリケーションに新バージョンのAPIを実装しなければなりません。

8.4 DeepL Voice for ConversationsおよびMeetings

8.4.1 契約者は、契約者のサービスの利用に適用される各法律の下で録音と見なされる可能性のある、DeepLによる音声データの文字起こしおよび翻訳について、契約者の従業員を含む第三者から必要な同意および権限をすべて取得しなければなりません。いかなる場合においても、契約者は会議に招待された第三者の音声データがDeepLによって文字起こしされ翻訳されることを、かかるすべての第三者が認識していることを確認しなくてはなりません。

8.4.2 契約者は、携帯端末の音声読み上げ機能を使用する場合、各携帯端末のネイティブ音声合成技術がこの目的のために使用されることを認識しています。DeepLはこれらネイティブ音声読み上げ技術のインフラストラクチャと処理に何ら影響力を持ちません。

8.4.3 契約者はサードパーティ製アプリケーションのプロバイダとの間で適切な契約を締結し、必要な保護措置をすべて実施する責任を負います。これに応じて第3.2.7項が適用されます。

8.4.4 (1) サードパーティ製アプリケーションがDeepL Voice for Meetingsのサポートを廃止した場合、または(2) サードパーティ製アプリケーションの変更によりDeepL Voice for Meetingsの変更が必要となり、両当事者の利益を考慮すると、DeepLが技術的または経済的に合理的な方法でかかる変更を実施できない場合、両当事者は、DeepL Voice for Meetingsに関する契約を、通知することなく終了することができます。

8.4.5 契約者は、自動化された手順を用いてDeepL Voice for MeetingsまたはDeepL Voice for Conversationsにアクセスし、またはこれを管理し、人間が通常送信できる範囲を超えるような大量のリクエストをDeepL Voice for MeetingsまたはDeepL Voice for Conversationsに送信してはなりません。

9 報酬

9.1 報酬の支払いが合意されている場合、契約者は契約締結時に規定された基本報酬および利用に基づく報酬を支払わなければなりません。

9.2 報酬は全額、請求書に記載された通貨で支払われなければなりません。銀行振込手数料、為替手数料(当てはまる場合)は契約者の負担となります。

9.3 APIリクエストは、(i) API を使用してAPIリクエストが正常に送信され、(ii) API技術資料書に従って有効なAPIレスポンスがあった場合、第9.1項に従って請求可能となります。サーバエラーは、契約者側の障害によって発生した場合に限り、有効なAPIレスポンスとみなされます。契約者側の障害には、不正確または互換性のない、または不十分なコンテンツの使用、またはDeepLのサービス仕様もしくはAPI技術資料に規定された技術要件に準拠していないAPIのその他の使用が含まれます。DeepL翻訳 ProおよびDeepL Write Proに入力されたテキストは、翻訳または改善されたテキストがDeepL翻訳 ProまたはDeepL Write Pro表示された場合、第9.1項に従って請求可能となります。

9.4DeepL Voice for ConversationsおよびDeepL Voice for Meetingsは、第9.1項に従って報酬を請求されます。

9.5 すべての報酬額は、(正味を意味する)「netto」または「net」と明示的に指定されていない限り、VATを含むと理解されます。

9.6 別段の法的要件がない限り、すべての請求書はデジタル形式(例えば、契約者が指定した請求書の送付先メールアドレスに電子メールで送信されるPDFファイル、または、契約者のアカウント内からウェブサイト上で契約者がダウンロードできる形式)で契約者にのみ提供されます。

9.7 サービスの基本報酬が固定されている場合、報酬は各請求期間の開始時に支払われなければなりません。

9.8 契約者が、報酬が変動するサービス(特にDeepLのAPIを使用する場合)に対し、クレジットカードまたはSEPA口座引き落としによる支払いを選択した場合、DeepLは請求期間の途中で前払金を引き落とす権利を留保します。文字数が一定量を超えた時点で最初の前払いが発生します。前払いの金額は10ユーロから500ユーロの間で変動することがあります(これは各契約者と契約者の利用状況によります)。その後の前払金に関する文字数の相当量は、契約者の将来の利用に基づいて決定されます。登録の基本料金は登録の有効時に支払われ、新しい請求期間の基本料金、および未払いとなっている使用量に応じた支払いは進行中の請求期間の終了日に支払われなければなりません。契約者は毎月請求書を受け取ります。

9.9 DeepLが、第9.7項に従って前払金を引き落とすことができない場合、DeepLは契約者のサービスへのアクセスを遮断します。引き落としが成功すると、DeepLは直ちに契約者のアクセスを復元します。

9.10 DeepLは、DeepLから書面による通知(電子メールによる通知で十分である)が送付された後も契約者が料金を支払わなかった場合、サービスへの契約者のアクセスを遮断する権利を留保します。契約者が未払いの請求をすべて支払った場合、DeepLは遅滞なく、遅くともDeepLが全額の支払いを受領した後3営業日以内に契約者のアクセスを復元します。選択された支払い方法によって、以下の追加事項が適用されます。

9.10.1 支払いが請求書によって行われる場合、DeepLは支払期日後に、アクセスの遮断が差し迫っていることを契約者に通知し、契約者からの支払いを要求します。3営業日以内に支払いが行われなかった場合、DeepLは契約者のアクセスを遮断する権利を有します。遮断後、DeepLはアクセスを復元するために契約者に再度支払要求を送信します。

9.10.2 クレジットカードまたはSEPA口座引き落としによる支払で、DeepLが支払期日に引き落としができなかった場合、DeepLは合意された支払い方法の更新、または新たな支払い方法の提供を契約者に求め、アクセスの遮断が差し迫っていることを契約者に通知します。通知後も引き落としができない場合、DeepLはサービスへの契約者のアクセスを遮断する権利を有します。遮断後、DeepLはアクセスを復元するために新たな支払い方法を提供するよう契約者に再度要求します。

9.10.3 契約者が適用法に従って、DeepLへの支払から税金、関税、課徴金または同様のもの(以下「源泉徴収税」)に関連する一定の金額を差し引いて、それぞれの税務当局に送金する義務を負う場合、契約者がDeepLに支払うべき金額は当該源泉徴収税の対象となる金額分増加します。したがって、DeepLは各ケースにおいて、契約者から、かかる源泉徴収税が適用されない場合に支払うべきであった金額に相当する金額を取得します。契約者は適用法の要件に従って、適切な金額の源泉徴収税を源泉徴収し、管轄税務当局に当該金額を支払う義務を負います。契約者はDeepLに対して、源泉徴収税の適切な源泉徴収および支払いに係る証拠を提供しなければなりません。DeepLは、DeepLが提供するサービスから源泉徴収税の控除または源泉徴収が必要であるか、または必要であったかを判断するために契約者と合理的に協力します。該当する場合、DeepLは法律で認められている範囲内で、適用される源泉徴収税を減額し、源泉徴収税の還付請求権を契約者に譲渡するために契約者と協力します(該当する場合)。

10 契約の期間および終了

10.1 契約は無期限で締結されます。各当事者は進行中の請求期間の終了をもって、いつでも契約を終了することができます。

10.2 当事者間で固定期間に合意した場合、契約が終了しない限り、期間は合意された固定期間まで自動的に延長されます。

10.3 正当な理由によって終了する制定法上の権利は影響を受けません。

10.4 DeepLは契約者が制裁対象当事者である場合、または制裁対象当事者になった場合、正当な理由により、書面による通知によって契約を直ちに終了させることができます。

10.5 以下、

  • a) 利用規約、特に第8項に定める義務に対する重大な違反が深刻、持続的、急迫している、または繰り返された場合、もしくは、
  • b) DeepL翻訳 Pro、DeepL Write Pro、DeepL Voice for Conversations、またはDeepL Voice for Meetingsで、第8.2.1項または第8.4.5項に規定されている自動化された手順による使用があったとDeepLが事実に基づいて指摘している場合、

DeepLは事前の書面による通知(電子メールで十分である)により、契約者のサービスへのアクセスを一時的に停止する権利を有します。

契約に基づくその他の権利にかかわらず、DeepLは違反が継続しない、または急迫したものでなくなった場合、または契約者が違反を繰り返さない旨の拘束力のある声明を提供した場合、合理的な期間内にアクセスを復元しなければなりません。不正の意図による行為があった場合、DeepLは契約者のサービスへのアクセスを即時かつ無期限に停止する権利を有します。契約者には書面(電子メールで十分である)で通知されます。不正の意図の疑いがあれば十分だとします。特に、以下の事項の場合に、不正の意図があると見なされます。

a)     登録に使用された電子メールアドレスが存在しないか明らかに有効でない場合、

b)     住所が存在しないか無効である場合、

c)     契約者がサービスを無料で利用するために何度も登録したことがある場合、または契約者に他の契約による支払いがまだ残っている場合、

d)     契約者が不正な、紛失した、盗まれたまたはブロックされた/許容されない支払手段を使用した場合、

e)     契約者が異議の申し立てや返金要求の正当な理由をDeepLに通知することなく、支払いに異議を申し立てる、または返金を要求した場合。契約者のアクセス停止は、契約者がDeepLに正当な理由を通知するまで維持されます。

10.6 契約者が特定の種類の製品におけるAPIキーの使用に関する制限(第8.1.6項)に違反した場合、もしくは意図されていない方法で無制限に使用できるサービスを利用した場合(DeepL翻訳 Pro、DeepL Write Pro、DeepL Voice for ConversationsまたはDeepL Voice for Meetingsへの自動化された手順によるアクセスなど)、またはライセンス数よりも多くの内部ユーザーにサービスを利用させた場合、DeepLはアクセスを無効にし契約を即時に解除する権利を留保します。この場合、既に支払われた料金は比例配分して契約者に払い戻されます。

10.7 月間の利用上限が設定されているサービスについては、(サービス仕様に記載されている)契約された文字数の範囲内に限って、DeepLは請求期間中の翻訳または改善を許可します。月間の利用上限に達した場合、利用最大文字数がより多いサービス(かかるサービスがある場合)を購入しない限り、契約者はサービスを利用できなくなります。

10.8 無料体験期間内であれば、契約者およびDeepLはいつでも契約を直ちに終了させることができます。

11 保証(Gewährleistung

11.1 DeepLはサービスの有料登録に対してのみ、以下の条項に定める範囲に限って責任を負います。

11.1.1 DeepLが提供するサービスに欠陥がある場合、DeepLは契約者から書面による苦情を受領してから合理的な期間内に、DeepLが選択した改良品または新製品を提供しなければなりません。DeepLが第三者からライセンスを受けているサードパーティ製ソフトウェアが使用されている場合、一般に入手可能なアップグレード、アップデートまたはパッチを行うことで十分であるとみなされます。

11.1.2 DeepLの責に帰すべき事由により契約者の定める合理的な期間内にサービスの適切な提供が確保されない場合、契約者は合意された報酬を適切な金額だけ減額することができるものとします。減額請求権は、月額報酬に対してサービスの欠陥部分が占める分に限定されます。

11.1.3 第11.1.2項による減額が2か月連続で継続した場合、または1四半期内のふた(2)月で発生した場合、契約者は予告なく契約を終了することができます。

11.1.4 契約者は発生した欠陥について直ちにメールで[email protected]宛の電子メールで十分である)DeepLに通知しなければなりません。

11.1.5 契約者は、特に欠陥の分析および是正に必要なすべての必要書類、データおよびその他の情報をDeepLに提供することによって、DeepLが欠陥を是正するのを無償で支援しなければなりません。

11.1.6 無償の追加サービスの提供に関して、DeepLが悪意を持って欠陥を隠蔽(arglistig verschwiegen)した場合のみ、DeepLは欠陥に対する責任を負わなければなりません。

12 責任と補償

12.1 DeepLは以下の規定に従って責任を負います。

12.2 DeepLは、DeepLならびにその代表者または代理人による故意行為および重過失について、身体傷害、死亡または健康被害が生じた場合、ドイツ製造物責任法(Produkthaftungsgesetz)の規定、およびDeepLが明示的に認めた保証の範囲に従い無制限に責任を負います。

12.3 軽過失の場合、DeepLは重大な契約上の義務(vertragswesentliche Pflichten)に違反した場合にのみ責任を負います。この場合、DeepLの責任は契約締結時において典型的であり予見可能な損害に限定されます。本項でいう重要な契約上の義務とは、その履行によって、そもそもの契約の適切な履行が可能となる義務、および相手方当事者がその履行を常時信頼している、または信頼しうる義務を指します。

12.4 第12.3項について、DeepLは商業的成功の欠如、逸失利益、および間接的損害に対する責任を負いません。

12.5 第12.3項の意味における1年当たりの典型的かつ予見可能な損害は、契約者が支払うべき年間報酬の金額に限定されることに両当事者は同意します。

12.6 DeepLのそれ以上の責任は免除されます。

12.7 上記の責任の制限はDeepLの従業員、請負業者、およびその他の代理人にも適用されます。

13 機密性

13.1 両当事者は、相手方当事者によって開示された機密情報を契約の期間中および契約の範囲内でのみ使用することを約束します。両当事者は機密情報を第三者に開示しないこと、および第三者が機密情報にアクセスすることを防止するために合理的な予防措置を講じることを約束します。機密性を保持する義務のある従業員、関連会社、弁護士、会計士、またはその他のコンサルタント、ならびに開示当事者によって承認された第三者、またはDeepLの下請業者である第三者(特に、EU一般データ保護規則(GDPR)第28条に基づくデータ処理業者)は、これらの機密性規定の目的上、第三者とはみなされません。

13.2 前述の義務は、以下の場合の機密情報には適用されません。

a)     当事者による機密性保持義務違反以外の方法で、開示時に機密情報が既に公知となっている場合、

b)     当事者による機密性義務違反以外の方法で、後に機密情報が公知となった場合、

c)     開示前に、機密情報の受領側当事者が既に当該情報を合法的に保有していた場合、

d)     非開示義務に違反することなく、機密情報を受領側当事者が独自に開発していた場合、

e)     法律、規制、拘束力のある裁判所の命令、または情報の受領側当事者が従うべき権限を有する政府もしくは行政当局の命令により開示される必要がある場合。ただし、開示に先立ち、受領側当事者が開示側当事者に開示義務について通知し、開示側当事者に法律で認められる範囲で開示に対し防御する合理的な機会を提供することを条件とし、受領側当事者は法律により強制的に開示しなければならない機密情報のみを開示し、開示側当事者が開示に対する法的保護を得ることを合理的に支援します、

f)     契約者のエンドユーザーに対する契約者の契約上の義務または法的義務により開示される必要がある場合(例:請求目的のため)。

13.3 本項に基づく非開示義務は契約の終了後も5年間存続します。

13.4 上記にかかわらず、DeepLは、契約者の承認を得た上で、契約者をDeepLの参照顧客として特定することができるものとし、契約者はDeepLに対し、この目的及び契約の有効期間中、契約者の名称及びロゴを使用する権利を付与します。

14 変更

14.1 DeepLは、利用規約を変更する正当な理由があり、かつ、当該変更が契約当事者双方の利益を考慮した合理的なものである場合、将来に向かって利用規約を変更することができます。正当な理由は、特に、DeepLが契約を締結した時点では予見不可能であった契約の同等関係の著しい急変があった場合、技術的または法的な修正のために変更が必要とされる場合、または契約締結後に追加的に提供され、契約上の規制を必要とする新機能に関する事項を含める必要がある場合に存在します。主要な契約上の義務(Hauptleistungspflicht)の変更は除外されます。

14.2 DeepLは変更後の利用規約を、その発効予定日の少なくとも8週間前までに、文章で契約者に提出し新たな規定およびその発効日について別途言及します。契約者がサービスの更なる利用のために変更後の利用規約を承諾するか否かを表明するのに、DeepLは少なくとも8週間の合理的な期間を契約者に付与します。文章による通知を受領した時点から起算されるこの期間内に申告がない場合、変更された利用規約は合意されたとみなします。DeepLはこの法的帰結、すなわち異議を申し立てる権利、異議申立期間、及び異議を申し立てなかった場合の帰結について、通知期間の開始時に契約者に別途通知しなければなりません。契約者が当該期間内に変更に異議を唱えた場合、両当事者の利益を十分に考慮した上で契約の遵守が不合理である場合には、一方の当事者は何らの催告を要することなく契約を解除することができるものとします。

15 最終規定

15.1 契約者の利用規約は、DeepLが書面で明示的に同意した場合を除き、契約の一部を構成しません。

15.2 サービス仕様書、契約の本文、および付録される可能性のある添付書類を含む契約および付属契約の変更は書面で行われなければなりません。これは本書式条項の放棄にも適用されます。

15.3 契約者がDeepLに対する請求を解決または留置権を主張することができるのは、その反対請求が争われておらず、法的強制力のある最終判決の対象となっている場合、または反対請求が影響を受けるそれぞれの請求と相互関係にある場合に限られます。

15.4 契約は、CISGおよび抵触法の規定を除き、ドイツ連邦共和国の法律に準拠しなければなりません。

15.5 契約に起因または関連するすべての不審請求の申し立てはケルン区裁判所が専属的合意管轄裁判所となります。ただし、契約当事者が事業者(Kaufleute)である場合、または契約者がドイツもしくは他のEU加盟国に一般的な法的裁判籍を有しない場合、または利用規約が有効になった後に契約者の永住地が外国に移された場合、または申し立てが行われた時点で居住地もしくは常居所が不明であった場合を条件とします。

DeepL Proサービス仕様

1 API

APIはRESTインターフェースでアクセスできます。リクエストのパラメータはAPIに情報を渡すために使用され、結果は適切な形式(JSONなど)で返されます。リクエストのパラメータは、https://developers.deepl.com/docsで提供されているAPI技術資料に従ってエンコードされなければなりません。認証は固定キーに基づいており、SSLがトランスポートセキュリティを処理します。translate関数は以下の機能を提供します。

  • Text -翻訳されるテキスト
    • API技術資料に従ってエンコードされたテキストのみに対応できます。
  • Source language - - 翻訳されるテキストの言語。現時点の対応言語は以下のとおりです。
    • AR(アラビア語)
    • BG(ブルガリア語)
    • CS(チェコ語)
    • DA(デンマーク語)
    • DE(ドイツ語)
    • EL(ギリシャ語)
    • EN(英語)
    • ES(スペイン語)
    • ET(エストニア語)
    • FI(フィンランド語)
    • FR(フランス語)
    • HU(ハンガリー語)
    • ID(インドネシア語)
    • IT(イタリア語)
    • JA(日本語)
    • KO(韓国語)
    • LI(リトアニア語)
    • LV(ラトビア語)
    • NL(オランダ語)
    • NO(ノルウェー語)
    • PL(ポーランド語)
    • PT(ポルトガル語)
    • RO(ルーマニア語)
    • RU(ロシア語)
    • SK(スロバキア語)
    • SL(スロベニア語)
    • SV(スウェーデン語)
    • TR(トルコ語)
    • UK(ウクライナ語)
    • ZH(中国語)
  • 訳文の言語-として対応している言語は以下のとおりです。
    • AR(アラビア語)
    • BG(ブルガリア語)
    • CS(チェコ語)
    • DA(デンマーク語)
    • DE(ドイツ語)
    • EL(ギリシャ語)
    • EN-GB(英語 イギリス)
    • EN-US(英語 アメリカ)
    • EN(英語)(後方互換性のためバリエーション未指定、代わりにEN-GBまたはEN-USをお選びください)
    • ES(スペイン語)
    • ET(エストニア語)
    • FI(フィンランド語)
    • FR(フランス語)
    • HU(ハンガリー語)
    • ID(インドネシア語)
    • IT(イタリア語)
    • JA(日本語)
    • KO(韓国語)
    • LI(リトアニア語)
    • LV(ラトビア語)
    • NL(オランダ語)
    • NO(ノルウェー語)
    • PL(ポーランド語)
    • PT-PT(ポルトガル語)(ブラジル以外のすべてのポルトガル語)
    • PT-BR(ポルトガル語 ブラジル)
    • PT(ポルトガル語)(後方互換性のためバリエーション未指定、代わりにPT-PTまたはPT-BRをお選びください。)
    • RO(ルーマニア語)
    • RU(ロシア語)
    • SK(スロバキア語)
    • SL(スロベニア語)
    • SV(スウェーデン語)
    • TR(トルコ語)
    • UK(ウクライナ語)
    • ZH(中国語 簡体字)

translate関数は、処理結果を以下の形式で返します。

  • Detected source language - - 原文の言語として検出された言語
  • Text - - 翻訳されたテキスト

APIは1契約者ごとに、1分あたり少なくとも600文字を翻訳するように設計されています。それ以上の使用は制限されることがあり、API技術資料で説明されているように、429 「Too Many Requests」のエラーメッセージが表示される場合があります。

APIを使用するアプリケーションはそのようなレスポンスを適切に処理する仕組みを実装し、しかるべき場合は後で再試行する仕組みを実装すべきです。別のリクエストに対する遅延を指数関数的に増加させる仕組みが推奨されます。

契約者はAPIを利用し文書全体を翻訳することができます。文書を翻訳する能力はAPIが文書を正しく読み取り翻訳する能力に依存し、その能力は保証されるものではありません。

文書ファイルの翻訳の要件と制限:

  • ファイル形式と最大ファイルサイズ
    • .docx または .doc - 30MB 
    • .pptx - 30MB 
    • .xlsx - 30MB 
    • .html - 5MB
    • .pdf - 30MB
    • .txt - 1MB
    • .xlf / .xliff - 10MB
  • 文字数 - - 最大100万字

文書ファイルの翻訳の場合、1文書あたり最低5万文字分の料金が発生します。

2 DeepL翻訳 Pro

DeepL翻訳 Proは、契約者がDeepL Proのアクセス認証情報を使用してアクセスできるサービスを提供します。アクセスは、ウェブサイト、Microsoft WindowsまたはMacOSアプリケーションから可能です。このサービスでは契約者がテキストを入力し機械翻訳を受け取ることができます。DeepL翻訳 Proは翻訳にAPIを使用しているため、サービス仕様書の第1項に記載されている原文の言語と訳文の言語の組み合わせに対応しています。

DeepL翻訳 Pro内で、契約者のテキストとその翻訳は、サービスの履行(第3.1.2項および第3.1.3項に記載)に必要な限り処理されます。

DeepL翻訳 Proは、入力されたテキストの長さが通常の合理的な使用範囲(Starter:200万文字/月、Advanced:500万文字/月、Ultimate:1,000万文字/月)を大幅に超え、その結果、DeepLのすべての契約者に対するサービスの機能に影響が出る場合、翻訳リクエストの処理を遅くしたりサービスへのアクセスを一時的に停止したりすることができます。

さらに、ブラウザやJavaScriptの実行環境、使用されるHTTPの伝送技術によって技術的な制約が生じます。DeepL翻訳 Proはこれらの制限の超過について内部ユーザーに通知するよう努め、パフォーマンスの問題が発生する可能性について警告します。

契約者はDeepL翻訳 Proで文書全体を翻訳することができます。文書を翻訳する能力は、DeepL翻訳 Proが文書を正しく読み取り翻訳する能力に依存し、その能力は保証されるものではありません。

文書ファイルの翻訳の要件と制限:

  • ファイル形式と最大ファイルサイズ:DeepL Pro Starter - Advanced - Ultimate
    • .docx または .doc - 10MB - 20MB - 30MB 
    • .pptx - 10MB - 20MB - 30MB 
    • .xlsx - 利用不可 - 20MB - 30MB 
    • .html - 5MB - 5MB - 5MB
    • .pdf - 10MB - 20MB - 30MB
    • .txt - 1MB - 1MB - 1MB
    • .xlf / .xliff - 利用不可 - 10MB - 10MB
  • 文字数 - - 最大100万字
  • ファイル数:-登録しているDeepLのプランによって、1か月に翻訳できる文書数が異なります。概要についてはこちらのhttps://www.deepl.com/pro.htmlページで確認できます。1か月に翻訳できるファイル数は、ウェブ上の翻訳ツールとデスクトップアプリケーションの使用によって異なります。
    • ウェブサイト: -1回の翻訳処理につき1つのファイルを翻訳することができます。同時に複数のファイルを選択することはできません。
    • デスクトップアプリケーション: -1回の翻訳処理につき複数のファイルを翻訳できます。複数ファイルの原文の言語が異なっても(DeepL翻訳が対応している言語であれば)翻訳できます。ただし、訳文の言語は1つしか選べません。
  • 1か月に翻訳できるファイル数の譲渡の可能性: -1か月に翻訳できるファイル数は翌月に持ち越すことはできません。
  • ユーザーへの譲渡: -シングルユーザーライセンスの場合、1か月に翻訳できるファイル数を他のユーザーに譲渡することはできません。チームライセンスでは、1か月にチームが翻訳できるファイル数の総数がチーム全体に割り当てられます。

3 DeepL Write Pro

DeepL Write Proは、契約者がDeepL Write Proのアクセス認証情報を使用してアクセスできるサービスを提供します。アクセスは、ウェブサイト、Microsoft WindowsまたはMacOSアプリケーションから可能です。このサービスでは、契約者はテキストを入力することで機械学習に基づいた改良版テキストを受け取ることができます。

DeepL Write Proは以下の言語に対応しています。

  • DE(ドイツ語)
  • EN-GB(英語 イギリス)
  • EN-US(英語 アメリカ)
  • ES(スペイン語)
  • FR(フランス語)
  • IT(イタリア語)
  • PT-PT(ポルトガル語)(ブラジル以外のすべてのポルトガル語)
  • PT-BR(ポルトガル語 ブラジル)

DeepL Write Pro内で、契約者のテキストとその改良版テキストは、サービスの履行(第3.1.2項および第3.1.3項に記載)に必要な限り処理されます。

DeepL Write Proは、入力されたテキストの長さが通常の合理的な使用の範囲(DeepL Write Pro:100万文字/月)を大幅に超え、その結果、DeepLのすべての契約者に対するサービスの機能に影響が及ぶ場合、リクエストをより遅く処理するか、またはケースバイケースでサービスへのアクセスを一時的に停止することができます。

さらに、ブラウザやJavaScriptの実行環境、使用されるHTTPの伝送技術によって技術的な制約が生じます。DeepL Write Proはこれらの制限の超過について内部ユーザーに通知するよう努め、パフォーマンスの問題が発生する可能性について警告します。

4 DeepL Voice for Conversations

DeepL Voice for Conversationsは契約者がDeepL Voice for Conversationsのアクセス認証情報を使用してアクセスできるサービスを提供します。契約者はiOS版またはAndroid版DeepLアプリケーションからサービスにアクセスできます。このサービスでは、対面での多言語による会話の文字起こしと翻訳を会話の最中に受け取ることができます。

DeepL Voice for Conversationsは以下の言語による発話(音声の入力言語)に対応しています。

  • DE(ドイツ語)
  • EN(英語)
  • ES(スペイン語)
  • FR(フランス語)
  • IT(イタリア語)
  • JA(日本語)
  • KO(韓国語)
  • NL(オランダ語)
  • PL(ポーランド語)
  • PT(ポルトガル語)
  • RU(ロシア語)
  • SV(スウェーデン語)
  • TR(トルコ語)

DeepL Voice for Conversationsは以下の言語のテキスト(テキストの入力言語)に対応しています。

  • DeepL翻訳 Proと同じ対応言語

DeepL Voice for Conversationsでは、1回の会話で1つの言語の組み合わせに対応できます。

DeepL Voice for Conversationsは以下の言語の翻訳(出力言語)に対応しています。

  • DeepL翻訳 Proと同じ対応言語

DeepL Voice for Conversations内で、契約者の音声データ、文字起こしデータ、および翻訳データは、本サービスの履行(第3.1.2項および第3.1.3項に記載)に必要な限り処理されます。

DeepL Voice for Conversationsは、会話の長さが通常の合理的な使用時間(DeepL Voice for Conversations:40時間/月)を大幅に超え、その結果、DeepLのすべての契約者に対するサービスの機能に影響が及ぶ場合、リクエストをより遅く処理するか、またはサービスへのアクセスを個別に一時的に停止することができます。

5 DeepL Voice for Meetings

DeepL Voice for Meetingsは契約者がDeepL Voice for Meetingsのアクセス認証情報を使用してアクセスできるサービスを提供します。契約者はDeepL Voice for Meetingsが対応しているサードパーティー製アプリケーションを介して、当該サードパーティ製アプリケーションが対応しているプラットフォーム上でDeepL Voice for Meetingsのサービスにアクセスすることができます。サービスを使用することで、契約者は当該アプリケーションで実施した会議の文字起こしを自分が選んだ言語でリアルタイムで受け取れます。

DeepL Voice for Meetingsに対応しているサードパーティ製アプリケーションは以下のとおりです。

  • Microsoft Teams

DeepL Voice for Meetingsの有効なライセンスを所有するユーザーが、会議の文字起こしと翻訳の生成を開始できます。技術的なレベルでこれがどのように達成されるかは、サードパーティ製アプリケーションによって異なる場合があります。

DeepL Voice for Meetingsの有効なライセンスを持たないユーザーでも、他のライセンス保持者が会議中の文字起こしと翻訳の生成を開始していれば、会議中に生成されたコンテンツを見ることはできますが、その生成プロセスを開始することはできません。

DeepL Voice for Meetingsのための付随アプリケーションへのアクセスおよび可視性は、該当するサードパーティ製アプリケーションのエコシステム内で当該システムのアクセス管理システムによって制御されます。

DeepL Voice for Meetingsは以下の言語の発話(音声の入力言語)に対応しています。

  • DE(ドイツ語)
  • EN(英語)
  • ES(スペイン語)
  • FR(フランス語)
  • IT(イタリア語)
  • JA(日本語)
  • KO(韓国語)
  • NL(オランダ語)
  • PL(ポーランド語)
  • PT(ポルトガル語)
  • RU(ロシア語)
  • SV(スウェーデン語)
  • TR(トルコ語)

DeepL Voice for Meetingsは1つの会議内で複数言語での発話に対応できるため、会議の参加者は全員、自分の言語で話せます。

DeepL Voice for Meetingsは以下の言語の翻訳(出力言語)に対応しています。

  • DeepL翻訳 Proと同じ対応言語

DeepL Voice for Meetingsでは、契約者の音声データ、文字起こしデータ、および翻訳データは、サービスの履行(第3.1.2項および第3.1.3項に記載)に必要な限り処理されます。

DeepL Voice for Meetingsは、会話の長さが通常の合理的な使用時間(DeepL Voice for Meetings:100時間/月)を大幅に超え、その結果、DeepLのすべての契約者に対するサービスの機能に影響が及ぶ場合、リクエストをより遅く処理するか、またはサービスへのアクセスを個別に一時的に停止することができます。

さらに、ブラウザやJavaScriptの実行環境、様々な伝送技術によって技術的な制約が生じます。DeepL Voice for Meetingは、これらの制限の超過について内部ユーザーに通知するよう努め、パフォーマンスの問題が発生する可能性について警告します。

最終改定:2024年7月